プライベートオフィスでの研修(2日目)

2016-02-17

アメリカ西海岸が誇る世界的インプラント外科医であるDr.Peter.K.Moy
(ピーターケイモイ)

毎日悪夢で目が覚める。しかもなぜだかいつも現地時早朝4時、、。
時差ぼけが治らず毎日午後に大きな睡魔が来て苦戦中。
今日はいよいよMoy先生のオフィスでの講義とオペ見。これがたのしみでロサンゼルスへ来たといっても過言ではない。

オペ見は、
両側サイナスリフトのOPEと粘膜穿孔のリカバリーでした。
その後UCLAでの診査診断に基づく症例解析とアプローチの考え方と
グラフト材料とBiologyについて学びました。Biologyの考え方は国際的であろうと思うがMoy先生は少し違っていて、その考え方はきっとGrowthing Factorを応用するからであろうと想像しまた。技量が高いがために実現可能なのかなと思うこともあった。
当たり前ではあるが、医療である以上患者要望のみの診断計画ではなく、
一定基準でのコンセプトにあわせてアプローチしていく。どこの国でも
当たり前のことが当たり前にされている。
診査やアプローチの仕方、エビデンスの解釈と臨床への示唆は各Drや大学、地域、国によってはやや違うものの診断にもとずくゴールは共通だ。

(異文化でいつも感じること)
日本のセカンドオピニオンは少し違っている感じが僕はしていて、わがままに合わせた、
とにかくサービス的な、心象問題的な部分を考慮したオピニオンを求める者も多い。
患者のためを思ったことの信頼関係は、実は利便性にあったり、安いから、自分のわがまま聞いてくれるから的にあることがただ多い。
わずかな負担金増でも保険診療の患者がクレームを押し通し、一歩間違えれば日本人も、中国人傾向か!?と思う医療関係者も多いことでしょう。
これも保険診療に頼った国民の権利者意識なんでしょう。
自己管理と自己責任をもたせないと日本国や日本の医療は間違いなく崩壊し、医療者不人気現象に歯止めがかからないと危惧しているのは私だけだろうか。

ここにきて思ったことは、LAの人々は健康意識が高い!
朝からジムが満員なのには驚いた。食文化はジャンクフード的に高カロリー食なので自分でうまくコントロールしているのでしょう。そしてドラックストアーがメチャクチャ流行っている。
これも健康意識なんだろうと思う。医療も何よりも重要と位置づけが高い。
医療破産が出るくらいなので、その意識がイメージできよう。

私たち歯科医師の仕事は大変だがやりがいと誇りがあり、人間が生きていくうえでとてつもなく大きな貢献をしているんだということを海外研修を積めば積むほど感じる。

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